ドクターインタビュー
基幹病院で鍛えられた
確かな読影技術
クリニックでも迅速な
検査・診断を提供
診察で心がけていることは
何でしょう?
「もしかしてがんなどの病気ではないか?」と不安を抱えて毎日を過ごすのはつらいことだと思います。
当院の強みは、充実の検査体制、そしてそれを活かした迅速で正確な診断です。
できるだけ早く、患者様に安心をお届けするのが重要だと考えています。
また患者様とお話しする際には専門用語を使わず、どなたでもわかりやすい説明になるよう常に心がけています。
当院から出るときには明るいお気持ちになって、笑顔で帰宅してほしい。
そういう思いで毎日の診療を行っています。
先生のご専門がクリニックの
特徴に反映されているそうですね。
消化器内科と放射線診断を専門としています。
CT・MRI・エコー検査などの画像診断は現代医学の基礎であるとも言えます。
実際、病気の発見や癌のステージングおよび治療方針の決定などに重要です。
そしてその放射線診断を専門とするのが、日本医学放射線学会認定放射線科専門医です。
私自身も放射線科専門医の資格を持ち、大学病院などに勤務していたころは毎日膨大な数の読影を行っていました。
それは私の専門領域である消化器領域だけにとどまらず、頭頸部領域や呼吸器領域、婦人科領域など全身の疾患にかかわるもので、読影能力が非常に鍛えられたと感謝しています。
この経験が、当院のスピーディーな検査・診断へと反映されているのです。
画像診断のエキスパート
だからこそできる負担の少ない検査
地域患者様との交流が
医師としてのやりがいにも
充実した検査体制は、
どんな疾患の発見に
活躍するのでしょうか?
マルチスライスCTは脳梗塞や脳出血、肺がん、膵臓がん、大動脈瘤、甲状腺腫瘍、そしてごく微小ながんの早期発見に。
胃・大腸内視鏡検査は食道がんや胃がん、十二指腸潰瘍、大腸ポリープ、大腸がんなどの発見につながります。
またエコー検査やエックス線検査も、診断を行う上で重要な要素です。
当院ではこれらの検査機器を適切に使い分け、スピーディーで精密な診断に力を入れています。
また放射線を用いた機器のことを熟知していますので、患者様の負担をできるだけ軽減した、無駄のない検査が行えていると自負しています。
医師をめざしたきっかけは
何だったのでしょうか?
父が内科の開業医でした。だからといって父から「医師になれ」と言われたことはないのですが、やはり“医療”が身近にあったことが、この道を選んだ大きなきっかけになったと思います。
私自身も開業医となり数年が経ちますが、地元の方々との温かい交流もうまれ、通院のついでに世間話や相談ごとをお話ししていかれる方も多いですね。
検査・診断・診察はつねに緊張感をもって行っていますが、その中でも地元の皆さんと朗らかな時間を過ごせていることが、「ああ、自分は皆さんのかかりつけ医になったんだ」と感じられ、うれしさとともに、医師としてのやりがいを感じています。
日常で感じる違和感があれば
すぐに受診を
自覚症状がなくても、
定期的な検査が重要
最後に、ホームページをご覧の方へ
メッセージをお願いします
医療の進歩により、いずれの診療科目でも疾患の発見・治療が非常にスムーズになりました。
私が専門とする消化器系の胃がん、大腸がんも、特に早期発見であれば治癒まで進むことが可能になりました。
とはいえ、疾患を“発見”できなければ、いくら良い薬や治療法があっても患者様を助けることはできません。
特に40~60代以上の方は大腸がんの罹患率も高く、自覚症状がなくともがんが大きく進行しているおそれもありますので、ぜひ一度、健康診断の一環として検査を受けて見られることをおすすめします。
特に消化器系を専門とする医師として注意してほしいと考えているのは、腹痛や胸痛、息苦しい、下血などの症状です。
ちょっとした不調でも構いませんので、ぜひ遠慮なく受診してください。そこで「大したことなかった」とわかれば安心しますし、ご家族もきっとうれしいはず。
今後も「症状がなくても定期的に人間ドックや内視鏡検査を受けよう」と患者様が思ってくださるよう、私たちも定期的な検査の大切さの説明や、日々の診察を丁寧に積み重ねていく所存です。