ピロリ菌検査
こんな症状はありませんか?
- みぞおちが空腹時に痛くなる
- 胸やけが続く
- 胃痛が続く
- 食欲が無い
- 腹部膨満感がある
- のどの違和感(詰まる感じ、イガイガする)がある
- 声がかれる
- 吐き気がある
- 食後に腹痛がする
など
ピロリ菌検査とは
ピロリ菌の正式名称は「ヘリコバクター・ピロリ菌」といいます。
ピロリ菌に感染している人は、胃炎や胃潰瘍を発症しやすく、胃の病気の要因となっています。
また胃がんのリスクもあり、ピロリ菌感染の有無を調べることは、胃がんの予防にも役立ちます。
ピロリ菌の検査方法は、
- 吐く息を調べる「尿素呼気試験」
- 血液を採取する「抗体測定」
- 胃内視鏡で胃粘膜を採取する「迅速ウレアーゼ試験」
以上3つの検査を、当院では実施しています。
基本的には胃内視鏡検査(胃カメラ)の結果からピロリ菌の有無を調べ、必要に応じて治療をします。内服薬による治療が一般的です。
ピロリ菌を除去するメリットとは?
ピロリ菌は胃がんの原因であるため、除去することで胃がんの罹患率、胃がんによる死亡リスクが大きく低下する点が最大のメリットです。
また除去すると胃粘膜が再生するため、胃もたれなどの不快な症状が改善し、それに伴って胃以外の症状改善などの効果も期待できます。
市が行う検診もあります。
気になる症状がなくても、ぜひ40歳を目安に胃内視鏡検査などを受け、感染していないかなどを確認することをおすすめします。